セルの選択位置の変更 Selectメソッド、 Gotoメソッド




Select

メソッド構文など
Range .Select

エクセルのワークシート上で選択されているセルを変更するメソッドです。
Range に選択するワークシートのセルを指定します。


サンプルコード

Sub SampSele()
 'セルB2を選択
 Worksheets(1).Range("b2").Select
End Sub

注意点としてはこのメソッドはアクティブなワークシートがアクティブな状態でないと

実行時エラー '1004':
RangeクラスのSelectメソッドが失敗しました。


とエラーが出るので
下記サンプルのような感じでActivateメソッドを使用しておく必要があります。

Sub SampSele()
 Worksheets(1).Activate
 Worksheets(1).Range("b2").Select
End Sub



また、Applicationオブジェクトのメソッドを使用して記述することも可能です。

Goto

メソッド構文など
Application.Goto(Reference, Scroll)

引数Referenceにセルの範囲を指定します。
引数Scrollは省略可能で(既定値:Flase)True OR False で選択したセルを左上にして画面をスクロールする場合にはTrueを指定します。


名前 説明 備考
Reference セル範囲 Range 必須
Scroll セルを画面左上に移動するか True or False 省略可(既定値:False)
引数一覧

サンプルコード
Sub SampGot()
 'セルB2を選択し、画面左上セルをB2に移動
  Application.Goto Reference:=Worksheets(1).Range("B2"), _
  Scroll:=True
End Sub

アプリケーションGotoメソッドだとワークシートのアクティブ等、状態は関係なく動作します。
(アクティブ出なかった場合は実行されたワークシートがアクティブになります。)